2014年01月17日
禅ボディワーク講座を受けました
先日、作家の藤村昌代さんの紹介で、豊橋にある「一月院」というお寺にて、こちらの副住職、藤井隆英(りゅうえい)さんによる禅ボディワークを体験してきました。
私が師事しているヨガティーチャーmasa先生も、禅の思想を盛り込んでたくさんのことを教えてくださっていたので、前々から禅にはとても関心があったんです。
話が遡りますが、ちょうど一週間前に田原のマクロビオティックカフェMEGURIYAの万晴さんによる「手の会」で野口整体の活元運動を教えてもらいました。
まだ参加途中なので、いずれこちらもレポート書きたいと思います。
更に遡りますが、寒くて朝早く起きるのが辛くなってきた頃、自分なりに目醒め時の布団内での過ごし方をあれこれ試すうちに骨盤を左右に振って全身をゆさぶって穏やかに細胞を起こすということをしていていました。
またお腹から(女性においては子宮から)緩める・暖める・自由にさせることで全体も調うというのは頭では理解していたので、いろんな手法を読んだり聞いたりしながら自分の中でつなげて実践?というか実験しています。
そんなとこなのでお腹を包む「骨盤」と、とにかく「緩む」がキーワードのこのところ。
ワタシのゆるゆる祭り開催中での、この禅ボディワーク。
隆英さんのワークでも「骨盤」と「緩まる」が第1ステージでした。
骨盤を中心に。「緩める」ではなく「緩まる」のだそう。
骨盤から左右に振る。
たったこれだけのことなのに効果は絶大です。
リズム良く動かさなくてもいいという事でしたが、私はリズムが調っている方が気持ちいいので自分のリズムで。
あくびがたくさん出ました。
緩んで「遊び」ができた感じ。
あ〜〜〜気持ちいいなぁ〜〜〜〜〜〜・・・・・・な状態。
そして「創る」。
呼吸と身体の動きを連動させて、そして新たな快い心身を創っていく。
左右の重心移動、上下の伸び、身体の前側後ろ側、体側、ねじりなど。
ヨーガにも共通するソマ(肉体)とサイキック(こころ)なアプローチ。
手で身体の箇所を触りながら、どんどんこわばりがなくなっていくのが分かります。
全身がどんどんつながっていきます。
決して無理はしない、がんばらない動きの中で自分の身体を観じていきます。
「こここわばってるな」「あっちよりこっちのが動かしやすい」「ここ冷えてる」「ここ痛い」「これ気持ちいい」
ただただ観て感じていきます。
私の癖で、「ここが伸びないならどうにかしてやろう」という野心というか我欲というか、そういうものが出てくるんだけどそういう心の動きも観ていきます。
そのまんま観ていきます。
ボディトリップ。
その時の自分というものが知れてとっても面白いです。
それから坐禅。
目を瞑っての瞑想に慣れているので半眼で座ることに最初戸惑いを覚えました。
視界にいろいろ飛び込んでくる。
絨毯の毛並みとか、前の人のブランケットのチェック柄とか。
そんで、目が乾燥してシバシバしてくるし。
けど、そういう自分を感じている自分を見つけた頃、視界には入ってくるんだけど気にならなくなりました。
でも、少し経つとその時の状態の自分を頭で思考し出す。言葉を探し出す。
「あ〜、身体が緩んでから坐禅すると、身体の感覚ってなくなるなぁ〜」
・・・って思った瞬間に身体の感覚が戻る(笑)
しばし思考があちこち。
チェック柄の細かいとこまで気になる・・・。
そのうち、
「・・・・・・・・。。。。。。。。。。。。」
「・・・・・あ!すんごい空っぽな感じ!めっちゃ気持ちいい!!!!!」
って思った瞬間に、空っぽじゃなくなる(笑)
しばし思考であちこち。
いきなり昔読んだ本の登場人物の心情を想ったりとか。
絨毯の細かいとこまで目がいくし。
でも、またそのうち、
「・・・・・・・。。。。。。。。。。。。。」
「・・・うわっ!空っぽじゃないじゃん!めっちゃ満たされとる!シアワセ〜〜〜〜」
って思った瞬間に、違うものに支配される(笑)
また、子どものこと考え出したり、昨日のこと思い返してみたり、いろいろいろいろ。
で、奥の自分がそんな自分を観てることに気付く。
目からの情報、耳からの情報、体感、いろいろ飛び込んではくるけどそこにただ私が在るのを感じる。言葉にできない。
そのうち、
「・・・・・・・。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
そんな坐禅の10分間でした。
でも、時間の感覚がなかったです。
いい時間でした。
隆英さん、ベトナム人の僧侶ティク・ナット・ハンが好きで、とおっしゃっていました。
その方が提唱している「マインドフルネス」についてもお話してくださいました。
「自分のありのままを観る、自分の状態に気付く、今ここの自分」
何が出てきてもそのまんまをただ観る。
この実践は本当に大切なことと思います。
そして、「自分が緩む、自分が気持ちいい、自分が良くなる」という枠を取り払って、周りにいる人たち、家庭や社会全体が緩む、世界が平和になるというつながりを意識する事が大切です。とお話してくださいました。
微笑みの心を持つ事。
なるほど。
微笑みは一瞬にして自分も相手も空間も緩まる気がします。
ヨーガもパーソナルなものではあるけれど、でも自分の気付きによって世界が変化していくと感じます。
微笑みのこころでヨーガの実践を心がけようと思いました。
禅ボディワーク、とっても佳き時間が過ごせました。
隆英さん、ありがとうございました。
それぞれがいろんなアプローチを持って自分自身に気付くことで、無理のない穏やかな自由なものがどんどん社会に拡がればいいなと思います。
「多様性を認める」
最近の新たなキーワードです。(アースディたはら2014由来です)
『お坊様が教える!こころを調えるレッスン帳』
隆英さんの禅ボディワークが掲載されているそうです。
そして、阪神淡路大震災から19年経った今日。
隆英さんは神戸での法要に行かれているそうです。
当時、被災地で約10年に渡って禅整体などで被災した方々の心身に寄り添っておられたそうです。
隆英さんにお会いしてみて、やさしさが中から滲み出ているのを感じました。
震災のことを想うと胸がギュッとしますが、今私が生きていることを改めて想いながら今日という日を過ごしてみます。
合掌
私が師事しているヨガティーチャーmasa先生も、禅の思想を盛り込んでたくさんのことを教えてくださっていたので、前々から禅にはとても関心があったんです。
話が遡りますが、ちょうど一週間前に田原のマクロビオティックカフェMEGURIYAの万晴さんによる「手の会」で野口整体の活元運動を教えてもらいました。
まだ参加途中なので、いずれこちらもレポート書きたいと思います。
更に遡りますが、寒くて朝早く起きるのが辛くなってきた頃、自分なりに目醒め時の布団内での過ごし方をあれこれ試すうちに骨盤を左右に振って全身をゆさぶって穏やかに細胞を起こすということをしていていました。
またお腹から(女性においては子宮から)緩める・暖める・自由にさせることで全体も調うというのは頭では理解していたので、いろんな手法を読んだり聞いたりしながら自分の中でつなげて実践?というか実験しています。
そんなとこなのでお腹を包む「骨盤」と、とにかく「緩む」がキーワードのこのところ。
ワタシのゆるゆる祭り開催中での、この禅ボディワーク。
隆英さんのワークでも「骨盤」と「緩まる」が第1ステージでした。
骨盤を中心に。「緩める」ではなく「緩まる」のだそう。
骨盤から左右に振る。
たったこれだけのことなのに効果は絶大です。
リズム良く動かさなくてもいいという事でしたが、私はリズムが調っている方が気持ちいいので自分のリズムで。
あくびがたくさん出ました。
緩んで「遊び」ができた感じ。
あ〜〜〜気持ちいいなぁ〜〜〜〜〜〜・・・・・・な状態。
そして「創る」。
呼吸と身体の動きを連動させて、そして新たな快い心身を創っていく。
左右の重心移動、上下の伸び、身体の前側後ろ側、体側、ねじりなど。
ヨーガにも共通するソマ(肉体)とサイキック(こころ)なアプローチ。
手で身体の箇所を触りながら、どんどんこわばりがなくなっていくのが分かります。
全身がどんどんつながっていきます。
決して無理はしない、がんばらない動きの中で自分の身体を観じていきます。
「こここわばってるな」「あっちよりこっちのが動かしやすい」「ここ冷えてる」「ここ痛い」「これ気持ちいい」
ただただ観て感じていきます。
私の癖で、「ここが伸びないならどうにかしてやろう」という野心というか我欲というか、そういうものが出てくるんだけどそういう心の動きも観ていきます。
そのまんま観ていきます。
ボディトリップ。
その時の自分というものが知れてとっても面白いです。
それから坐禅。
目を瞑っての瞑想に慣れているので半眼で座ることに最初戸惑いを覚えました。
視界にいろいろ飛び込んでくる。
絨毯の毛並みとか、前の人のブランケットのチェック柄とか。
そんで、目が乾燥してシバシバしてくるし。
けど、そういう自分を感じている自分を見つけた頃、視界には入ってくるんだけど気にならなくなりました。
でも、少し経つとその時の状態の自分を頭で思考し出す。言葉を探し出す。
「あ〜、身体が緩んでから坐禅すると、身体の感覚ってなくなるなぁ〜」
・・・って思った瞬間に身体の感覚が戻る(笑)
しばし思考があちこち。
チェック柄の細かいとこまで気になる・・・。
そのうち、
「・・・・・・・・。。。。。。。。。。。。」
「・・・・・あ!すんごい空っぽな感じ!めっちゃ気持ちいい!!!!!」
って思った瞬間に、空っぽじゃなくなる(笑)
しばし思考であちこち。
いきなり昔読んだ本の登場人物の心情を想ったりとか。
絨毯の細かいとこまで目がいくし。
でも、またそのうち、
「・・・・・・・。。。。。。。。。。。。。」
「・・・うわっ!空っぽじゃないじゃん!めっちゃ満たされとる!シアワセ〜〜〜〜」
って思った瞬間に、違うものに支配される(笑)
また、子どものこと考え出したり、昨日のこと思い返してみたり、いろいろいろいろ。
で、奥の自分がそんな自分を観てることに気付く。
目からの情報、耳からの情報、体感、いろいろ飛び込んではくるけどそこにただ私が在るのを感じる。言葉にできない。
そのうち、
「・・・・・・・。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
そんな坐禅の10分間でした。
でも、時間の感覚がなかったです。
いい時間でした。
隆英さん、ベトナム人の僧侶ティク・ナット・ハンが好きで、とおっしゃっていました。
その方が提唱している「マインドフルネス」についてもお話してくださいました。
「自分のありのままを観る、自分の状態に気付く、今ここの自分」
何が出てきてもそのまんまをただ観る。
この実践は本当に大切なことと思います。
そして、「自分が緩む、自分が気持ちいい、自分が良くなる」という枠を取り払って、周りにいる人たち、家庭や社会全体が緩む、世界が平和になるというつながりを意識する事が大切です。とお話してくださいました。
微笑みの心を持つ事。
なるほど。
微笑みは一瞬にして自分も相手も空間も緩まる気がします。
ヨーガもパーソナルなものではあるけれど、でも自分の気付きによって世界が変化していくと感じます。
微笑みのこころでヨーガの実践を心がけようと思いました。
禅ボディワーク、とっても佳き時間が過ごせました。
隆英さん、ありがとうございました。
それぞれがいろんなアプローチを持って自分自身に気付くことで、無理のない穏やかな自由なものがどんどん社会に拡がればいいなと思います。
「多様性を認める」
最近の新たなキーワードです。(アースディたはら2014由来です)
『お坊様が教える!こころを調えるレッスン帳』
隆英さんの禅ボディワークが掲載されているそうです。
そして、阪神淡路大震災から19年経った今日。
隆英さんは神戸での法要に行かれているそうです。
当時、被災地で約10年に渡って禅整体などで被災した方々の心身に寄り添っておられたそうです。
隆英さんにお会いしてみて、やさしさが中から滲み出ているのを感じました。
震災のことを想うと胸がギュッとしますが、今私が生きていることを改めて想いながら今日という日を過ごしてみます。
合掌
Posted by Relation at 11:31│Comments(0)
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