2014年04月10日
奈良・東大寺・盧遮那大仏、再確認の旅
春休み、お花見がてらお城や川で季節の風を取り込んできたんですが、
私の希望で奈良にも足を運びました。
東大寺。
花祭りも近い4月のはじめ、なぜかいきなり大仏様に呼ばれまして・・・
奈良の大仏様と言えば、かれこれ30年近く前に小学校の社会見学で行ったっきり。
覚えているのは、大仏様の鼻の穴くぐりのみ・・・
うーん・・・記憶を塗り替えておきたい・・・
で、行ってきました!
南大門
圧巻です。
すごいよ、日本人!!!
国宝ですもん!!!
なにこの建築!!!
あ、そうそう、
有名ですが、鹿がそんじょそこらにいました。
仏と鹿は、私の中でセットと言っても過言ではありません。
©手塚治虫大先生 ブッダより
大仏殿
もちろん国宝です。
この大仏殿、創建されてから2度も兵火にさらされ、現在のこの建物は江戸時代に再建されたもの。
これでも横幅が約1/3に縮小されているというから驚き!
そして・・・
ありきたりの言い方ですが、おっきいです。
大仏ですから、おっきいです。
お膝元で合掌させていただきました。
なんとも言えぬ安心感。
東大寺は、奈良時代に聖武天皇の発願で建てられたということですが、
この聖武天皇の想いをこの年になって初めて知って甚く感動しました。
いや、もしかしたら学校で習っていたのかもしれないけど、当時の私の心には残らなかったのです。
東大寺でいただいてきた資料にはこう綴られています。
『人々が思いやりの心でつながり、
こども達の命が次世代に輝くことを真剣に考えられ、
動物も植物も共に栄える事を願い、
さらに造像にあたっては、広く国民に
「一枝の草、一握りの土」
の援助を呼びかけられました』
『大仏殿の造立は政府の事業というばかりでなく、
国民に結縁を求め、
助力によって完成しようとした点に、
従来の管大寺建設とは明らかに異なるものがあるのです』
『いわゆる大衆に知識(協力者)として造立を果たそうとしたもの』
素晴らしいではありませんか!!!
佳き国を創ろうと、国民の意識がひとつになるよう仕掛けた天武天皇。
日本中をものすごいエネルギーが駆け巡ったはずです。
「こども達の命が次世代に輝きつながること」
今、心からそれを願います。
そのためには、人間だけでなくすべてとの共存・バランスを考えての行動も必須です。
東大寺の大仏様は華厳経の教主であるところの盧遮那仏。
華厳経の教えでは、万物はそれぞれの密接な相関関係の上に成り立ち、
秩序ある世界を形成していると説いています。
この教えを実現させたいと願っての創建だったといいます。
最近よく感じることは、
「わたしは、関係性の上でここで生きている」ということ。
「調和の実現は、自分の中に在る確かなものを信じる」ということ。
ところで、
大仏様の周りをぐるっとさせていただきながら、私はその大きな手に釘付けでした。
左手で受け取り(宇宙の智慧)、右手で与える(慈愛)
美しくしなやかな指使いからはやさしさも感じ取れます。
指使いは、特に中指に注目でした。
大仏様は中指が身体とちゃんとつながっています。
「身体の中心を中指につなげる」
というのは私の課題でもあったので、大仏様を下から見上げ拝みながら「なるほど、なるほど」と何度思ったことか。
私は気を抜くと小さな頃からの癖で人差し指側にずれてしまうんです。課題課題・・・
また、中指はグラウンディングにも関係あります。
さらに、中指は頭とも関係します。
上が下で、下が上で・・・・。
そういうことなんです。
はい、そういうことなんですよぅ!!!
どっちもあってどっちでもなくて、どれが正解とかもなくて、でも全体はそうやって成り立っているのさぁ〜というお話。
ヨガのアーサナのとき、
印を組むとき、
クラニオのお手当のとき、はもちろん、
暮らしのすべての動作において中指を意識しようと改めて思いました。
きっともっとスムーズに流れるはず。そう思います。
ちなみに、大仏様を取り囲むように後方にいらっしゃる金色に輝く小仏様とのコラボもなんだかすごくて唸りました。
曼荼羅の世界・・・
いろいろと再確認トリップ☆
行けてよかった!
つき合ってくれた主人とこどもたちと姪っ子に感謝
みなさんも、中指、意識してみてくださいな☆
(許されるならこの手の上に乗りたい・・・・・・)
私の希望で奈良にも足を運びました。
東大寺。
花祭りも近い4月のはじめ、なぜかいきなり大仏様に呼ばれまして・・・
奈良の大仏様と言えば、かれこれ30年近く前に小学校の社会見学で行ったっきり。
覚えているのは、大仏様の鼻の穴くぐりのみ・・・
うーん・・・記憶を塗り替えておきたい・・・
で、行ってきました!
南大門
圧巻です。
すごいよ、日本人!!!
国宝ですもん!!!
なにこの建築!!!
あ、そうそう、
有名ですが、鹿がそんじょそこらにいました。
仏と鹿は、私の中でセットと言っても過言ではありません。
©手塚治虫大先生 ブッダより
大仏殿
もちろん国宝です。
この大仏殿、創建されてから2度も兵火にさらされ、現在のこの建物は江戸時代に再建されたもの。
これでも横幅が約1/3に縮小されているというから驚き!
そして・・・
ありきたりの言い方ですが、おっきいです。
大仏ですから、おっきいです。
お膝元で合掌させていただきました。
なんとも言えぬ安心感。
東大寺は、奈良時代に聖武天皇の発願で建てられたということですが、
この聖武天皇の想いをこの年になって初めて知って甚く感動しました。
いや、もしかしたら学校で習っていたのかもしれないけど、当時の私の心には残らなかったのです。
東大寺でいただいてきた資料にはこう綴られています。
『人々が思いやりの心でつながり、
こども達の命が次世代に輝くことを真剣に考えられ、
動物も植物も共に栄える事を願い、
さらに造像にあたっては、広く国民に
「一枝の草、一握りの土」
の援助を呼びかけられました』
『大仏殿の造立は政府の事業というばかりでなく、
国民に結縁を求め、
助力によって完成しようとした点に、
従来の管大寺建設とは明らかに異なるものがあるのです』
『いわゆる大衆に知識(協力者)として造立を果たそうとしたもの』
素晴らしいではありませんか!!!
佳き国を創ろうと、国民の意識がひとつになるよう仕掛けた天武天皇。
日本中をものすごいエネルギーが駆け巡ったはずです。
「こども達の命が次世代に輝きつながること」
今、心からそれを願います。
そのためには、人間だけでなくすべてとの共存・バランスを考えての行動も必須です。
東大寺の大仏様は華厳経の教主であるところの盧遮那仏。
華厳経の教えでは、万物はそれぞれの密接な相関関係の上に成り立ち、
秩序ある世界を形成していると説いています。
この教えを実現させたいと願っての創建だったといいます。
最近よく感じることは、
「わたしは、関係性の上でここで生きている」ということ。
「調和の実現は、自分の中に在る確かなものを信じる」ということ。
ところで、
大仏様の周りをぐるっとさせていただきながら、私はその大きな手に釘付けでした。
左手で受け取り(宇宙の智慧)、右手で与える(慈愛)
美しくしなやかな指使いからはやさしさも感じ取れます。
指使いは、特に中指に注目でした。
大仏様は中指が身体とちゃんとつながっています。
「身体の中心を中指につなげる」
というのは私の課題でもあったので、大仏様を下から見上げ拝みながら「なるほど、なるほど」と何度思ったことか。
私は気を抜くと小さな頃からの癖で人差し指側にずれてしまうんです。課題課題・・・
また、中指はグラウンディングにも関係あります。
さらに、中指は頭とも関係します。
上が下で、下が上で・・・・。
そういうことなんです。
はい、そういうことなんですよぅ!!!
どっちもあってどっちでもなくて、どれが正解とかもなくて、でも全体はそうやって成り立っているのさぁ〜というお話。
ヨガのアーサナのとき、
印を組むとき、
クラニオのお手当のとき、はもちろん、
暮らしのすべての動作において中指を意識しようと改めて思いました。
きっともっとスムーズに流れるはず。そう思います。
ちなみに、大仏様を取り囲むように後方にいらっしゃる金色に輝く小仏様とのコラボもなんだかすごくて唸りました。
曼荼羅の世界・・・
いろいろと再確認トリップ☆
行けてよかった!
つき合ってくれた主人とこどもたちと姪っ子に感謝
みなさんも、中指、意識してみてくださいな☆
(許されるならこの手の上に乗りたい・・・・・・)